打倒巨人の竜虎同盟! 阪神が松坂大輔「落合一派」吸収へ (1/2ページ)

週刊実話

打倒巨人の竜虎同盟! 阪神が松坂大輔「落合一派」吸収へ

 中日の前監督でシニアディレクターの森繁和氏(64)と友利結国際渉外担当(52)の今季限りでの退団が決まったのは10月1日。するとその3日後、松坂大輔投手(39)が今季限りでの退団を申し入れ、了承された。

 松坂が前所属のソフトバンクを退団したのは2年前。その後、当の2人がドラゴンズの入団テストを受ける道を開いてくれた。来季の契約について悩んでいた松坂も、恩人が解雇されたことで腹が決まったのか。

 「先日、森さんとデニーさん(友利氏)が退団されたが、僕に声をかけてくれてドラゴンズに入れてもらった2人が退団することになったので、僕もいちゃいけないかなと思った」

 こう退団表明を明かした松坂は、自由契約として公示されることが決まった。

 松坂を巡っては、古巣の西武が獲得に向けて動いているという。しかし、松坂は恩義を感じて、「森、友利両氏とセットでの移籍」を希望。また、西武の渡辺久信GMも「現時点でこちらからコメントすることはない」と明言を避けている。

 「森氏が退団を受け入れたのは、中日が水面下で落合派スタッフを一掃し、彼らの受け皿を配備しているから。監督として森氏が薫陶を受けたのは元中日監督の落合博満氏だが、GMとして理想としたのは西武やダイエーホークスの元監督で“球界の寝業師”と呼ばれた根本陸夫氏。森氏は生前の根本氏にかわいがられた愛弟子で、最近は『根本氏の再来』と呼ぶ声もあるほど球界人脈に長けている。引く手数多の状態だ」(スポーツ紙デスク)

 根本氏といえば1993年オフ、西武の主砲だった秋山幸二を大型トレードで獲得。’94年オフにも石毛宏典と工藤公康のFA補強に成功して寝技師ぶりを存分に発揮した人物だが、森氏も独自の人脈を網羅した根本流の隠密行動で、中日のトレード、FA、外国人選手発掘を取り仕切り、豪腕ぶりを発揮。とりわけ、ドミニカ共和国の選手人脈は他の追随を許さなかった。

 「中日コーチ時代、毎年ドミニカに出向き、そこで得た情報をもとにわずか3000万円で獲得したのが、来日1年目の2009年に39本で本塁打王に輝いたT・ブランコ。

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