有村藍里が整形をして「愛せるようになったもの」 (4/4ページ)

マイナビウーマン

そういうふうに、同じコンプレックスを持っている女の子たちに想いを共有できたのはうれしかったですね。

――コンプレックスがまったくない女の子ってあまりいないと思うので、有村さんのSNSでの発信や行動は、たくさんの女の子たちの希望になったのではないでしょうか。

そうだったらいいんですけど……(笑)。でも、見た目にコンプレックスを持つすべての女の子に美容整形をおすすめしたいかと聞かれたら、そういうわけではないです。

かわいくなるためにはいろんな選択肢があって、その中のひとつが美容整形だというだけなので。ほかにもメイクや髪型で工夫するとか、選択肢はたくさんありますよね。

たくさん悩んで、悩んで、何を選択するかを決めてほしいです。結局は、考えるのも行動するのも自分自身なので。

――たしかにそうですね。有村さんも、自分自身でたくさん悩んで「美容整形」という選択をしたからこそ、今すごく自信を持って笑顔でいられているのかなと感じます。

ありがとうございます。私、とにかく女の子は笑顔が大事だなと思っているんです。笑顔でキラキラしている女の子って素敵ですし、そういう子のまわりには人がいっぱい集まってきますよね。

だから、どんなコンプレックスを抱えていようと「自分が笑顔になれる方法」を探すことが大事なんじゃないかな。

取材中も、ずっと楽しそうに笑っていた有村藍里さん。「整形してもまだまだコンプレックスは尽きないんです(笑)」と話していたが、そんなふうには微塵も感じさせない笑顔がまぶしかった。

外見以上に内面を変えることができたのは、彼女自身の「心から笑えるようになりたい」という強い思いと、行動力があったからこそ。そうやって笑顔になれたとき、初めてコンプレックスが“愛すべきもの”になるのかもしれない。

有村藍里フォトエッセイ『1mmでも可愛くなりたい。』

引きこもりがちだった思春期、デビューして苦悩する日々、事務所独立、改名、「美容整形」という決断――。有村藍里が自身の「これまで」と「これから」をすべて語り尽くした、一歩を踏み出す勇気が詰まった初のフォトエッセイ。

(取材・文:高橋千里/マイナビウーマン編集部、撮影:大嶋千尋)

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