町内会費を独占していた高齢者たちが、現役世代の「正論」に屈服した話(埼玉県・40代男性) (1/2ページ)
町内会費の使い道をめぐるトラブルは尽きない。
Jタウンネットの「町内会トラブル」コーナーにも、「どうして●●に使ってくれないの」「使い道がおかしい気がする」といった不満の声が数多く寄せられてきた。
今回ご紹介するのは、集まった会費を「独占」してきた老人たちに、現役世代が反旗を翻したエピソード。投稿者は、埼玉県内のとあるマンションに住む40代の男性だ。
町内会費に関する不満を抱えている人は、きっとスカっとする気持ちになるはずだ。さっそく、投稿をご覧いただこう。
高齢者VS現役世代の結果は...(画像はイメージ) 「現役世代が勝利した瞬間でした」私は分譲マンションに居住しているのですが、同じマンションの住人が町内会費の納付を拒絶したことがありました。町内会費は、年間200円という少額です。
この町内会費の納付拒絶の件が、町内会の理事会で問題になったようでした。そして、私のマンションの管理組合の理事長をとおして、町内会費を拒絶した理由をヒアリングしたうえで、200円の納付を求めることになりました。
ところが、支払いを拒否した住人は、
「町内会の予算書を見たところ、支出項目のほとんどが老人向けの娯楽予算に振り向けられている。具体的には、ゲートボール大会やダンス、卓球などの老人だけのイベントだ。これでは町内会に入る意味がない。町内会が、老人の利権となってしまっている」
と激怒の声を挙げたのです。
マンションの管理組合の理事長は、マンションを代表する形で町内会の理事も務めているため、住人の声をそのまま理事会の席で伝えました。すると、町内会の理事長をはじめとする理事メンバーのほとんどが怒ってしまい、
「それなら町内会に入らなくて結構だ。その代わり、町内会で受けている便益を受けることもできないように手配するぞ」
と反論したそうです。
ところが、そこから事態は急展開を迎えます。
マンションの管理組合を代表している理事が、「うちのマンションの住人のほとんどが、町内会費の資金使途には疑問に思っている。どうして老人向けにほとんどの予算が使われるのか疑問に思っている。