これぞ青春! スポーツ映画の傑作10選 (3/5ページ)

学生の窓口

そして……というストーリー。

高校生たちの頑張り、人種を超えた友情が胸を打つ名作です。

『マネーボール』(2011年)/メジャーリーグ


金満球団に勝つにはどうすればいい? 貧乏弱小チームの知恵と工夫!

メジャーリーグのチームですが、とにかくお金がない『オークランド・アスレチックス』。GM(ゼネラル・マネージャー)のビリー・ビーンはチームを勝利に導くために、統計学を基礎とする「セイバーメトリクス」の考え方を導入。古参のスカウトや監督の助言などには目もくれず、独自の物差しで選手を選び、チームを編成します。セイバーメトリクスを導入したアスレチックスは快進撃を続けるのですが……というストーリー。

野球をテーマにした作品ですが、野球のプレーシーンはほとんど出てきません。これはビリーが「実際の試合を全く見ない」(短気で気にいらないことがあると物に当たり散らすためわざとそうしている)GMだからですが、たとえ試合シーンがなくても見る者をどきどきはらはらさせてくれる珍しいスポーツ映画です。

『GOAL!1』(2005年)/『GOAL!2』(2007年)/『GOAL!3』(2009年)/サッカー

FIFA公認映画! 有名選手も実名で出ています!

メキシコの貧しい町で生まれたサンティアゴ・ムネスが、サッカーの才能を花開かせ、一流の選手となり活躍する様を描く三部作です。第1部の『GOAL!1』では、20歳になったサンティアゴがイギリスへ渡り『ニューカッスル・ユナイテッドFC』の入団テストを受け、レギュラーを獲得するまで。第2部『GOAL!2』は、プレミアリーグで大活躍し、名門『レアル・マドリード』に移籍するも……というお話。第3部『GOAL!3』ではいよいよワールドカップとなります。

三部作を通して一流選手の半生を見るという面白い体験ができる作品ですが、3作目はちょっと……な出来映えです。サッカーファンにとってうれしいのは、ジダン、ロナウド、ラウル、ベッカムなど超一流選手たちが自分の役で登場していること。日本のワールドカップチームもちょっとだけ映りますよ。

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