「コンプレックスのない女」が語る、コンプレックス論 (2/3ページ)

マイナビウーマン

外見以外だと、女性ならではのコンプレックス、たとえば結婚しているかどうかや恋愛経験・男性経験の有無もあると思う。

前提として、そもそもコンプレックスとは、誰かと比べるから起こりうるもの。人と比べるなとは言わない。だけど、みんな誰かをうらやましく思っているということを知っておくべき。

どんなに自分が惨めに思えても、そんな自分をうらやましいと思っている人はこの世にたくさんいる。そのうらやましがられている人生を大切にしていきたいと、私は思う。

結婚しているかどうかだって、独身の子は結婚している子がうらやましくて、結婚している子は独身の子がうらやましい。夫とうまくいってない子は離婚に踏み切れた子がうらやましいし、子どもがほしい子はママになっている子がうらやましい。ママは自由に時間が使える子がうらやましい。

言い出したらキリがない。つまり、みんな誰かのうらやましい人生を生きているひとりなのだ。

だから、その人生をもっともっと楽しむ努力を。あなただからできること、今のあなたにしかできないことがたくさんあるから、もっと幸せになって。

そして、努力したってどうしようもないことは諦めてしまっていいと思う。うんと解決策を考えて行動しても叶わないことだってある。そしたら、さっさと諦めてしまおう!

「最後まで諦めるな」「努力は必ず報われる」とかって言葉、私は嫌い。諦めも肝心。いくら努力したって、カメがウサギのように足が速くなることはムリじゃん。

ムリムリ〜! ってときは開き直ることも必要だと思う。努力しても叶わないことってこの世にはざらにある。それはあなたの努力が足りないわけじゃない。諦めて手放す。

それで、ほかの部分で補えばいい。カメはカメで頭がよくて、実際ウサギとのかけっこだってカメが勝ったじゃん。

あなたは誰かにはなれない。誰かになろうとしても、幸せにはなれない。あなたはあなた。

■自分の人生をめいっぱい楽しんで

もう一度言うね。コンプレックスを抱えているのなら、そのまま放置しないこと。

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