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カナダの戦闘迷彩服開発企業「ハイパーステルス」社が『量子ステルス(Quantum Stealth)』の特許出願

カナダの戦闘迷彩服開発企業「ハイパーステルス・バイオテクノロジー社(Hyperstealth Biotechnology Corporation)」が、空想科学小説さながらの光学迷彩、『量子ステルス(Quantum Stealth)』なる光屈折素材(Light Bending Material)を開発し、4種類からなる特許出願を発表した。

Hyperstealth Invisibility Cloak 9 Minute Promotional Video / VIMEO

Screenshot from HyperStealth Corp. official Vimeo
特許出願の1番目は光屈折素材。この素材は「電源不要」であり、紙状で「薄く」、しかも「安価」に製造できるとしている。
発明者であり同社CEOのガイ・クラマー(Guy Cramer)氏によると、その原理は秘匿したい対象物の前面に光屈折素材を配置し、背景だけが見えるように光のスペクトルを屈折させることで対象物を見え難くするというもの。可視光スペクトルだけでなく、紫外線、赤外線、近赤外線を屈折でき、またサーマル・スペクトラムの遮断さえもおこなえるとのことで、「広帯域不可視マント(broadband invisibility cloak)」を実現させている。

2番目の特許出願は、「ソーラーパネル増幅器(Solar Panel Amplifier)」と呼ばれるもので、今回提出された4つの特許全ての主要な構成要素であるレンズ素材を使用している。
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