謎肉10年戦争ついに終結! 4年半ぶりにリニューアルした『カップヌードル』を食べて復活を祝う! (3/3ページ)

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ベースとなっているスープやつるみのある油揚げ麺は変わらない。味わいも和洋折衷で日本人のDNAにいつの間にか刻まれてしまったようなおいしさは同じだ。甘みがあるような旨味、ラーメンとは違うヌードル感。コショウはいいが、ラー油は入れたくならない独自の味仕立て。

今さらながら日本人はよくこの味を受け入れたと思う。ツルツルして細い独自の柔らかい麺に、醤油味とは思えない洋風仕立て。世界初だっただけに、初めて見た動くものを親だと思うインプリンティング(刷り込み)のような現象があったのだろうか。

10年前に比べると、確かに謎肉が箸に引っかかってくる頻度が高いと思うので、増えているのだろう。ただ謎肉祭シリーズのような行き過ぎではない。この10年間で、日本人の肉摂取量も増えたので、その範囲の増量だ。うまい。


4年ぶりのリニューアルは実に的確な最低限のリニューアル。気に入られている部分は動かさず、時代に合わせて少し謎肉を充実というこの施策に、記者はホッとした。いろいろな味がある「カップヌードル」だけれど、すべてはこの定位置から始まる。そんな思いを再認識した。


入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。

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