好き好きアピールすればいいってもんじゃない。「好き」の下手な伝え方と、上手な伝え方 (5/5ページ)

ハウコレ



恋人じゃなくて友達を想像すればわかりやすいと思いますが、さほど仲が良くない友達の相談や愚痴を聞いてあげようという気持ちには、なかなかなれませんよね。逆に、親友の悩みなら、夜通しで寝不足になってでも、一緒にうんうんと悩んであげたくなります。

もちろん、「親友なら悩み相談に乗るのだって楽しいもん!」となるわけではありません。親友だって、愚痴や悩みを聞くのはやっぱりしんどいし根気もいる。だけどそれ以上に「この人のために一緒に悩んであげたい」という気持ちが勝る。

この気持ちの違いを生んでいるのは、やっぱり「相手のことが好き」という気持ちなんですよね。

このことは、私がいまさらもったいぶって説明なんてしなくても、みんな本能的に知っていることで、だからこそ恋人が自分の辛いときにそばにいてくれると、それだけで深い愛情を感じることができる。

ぜひ、楽しいときばかりじゃなく、彼が元気なさそうにしているときこそ、彼のそばにいてあげられる存在になってください。元気がなくて外に出かける気力がないからってデートをリスケしないこと。「家でいいから、一緒にゴロゴロしよ?」と言ってあげてください。

さて、共通点はわかりましたか?ズバリ、共通点は、「言葉じゃなくて行動で伝えていること」です。

言葉というのは、理屈を伝えることには適していますが、感情を伝えるのにはあまり適していません。なので「好き」というエモーショナルで本能的な概念を伝えると、理屈っぽく、安っぽく、わざとっぽく、あざとく、そしてときに嘘っぽく聞こえてしまう。反対に行動は、決してごまかせません。嘘をつくこともできません。だから「好き」は、言葉よりも行動で伝える方がはるかに響くのです。

「考えるな、感じろ」というのは懐かしいフレーズですが、この言葉を知らない人でも、「愛情」という大事なものは、言葉を通じて理解するより、行動を通じて感じ取ろうとしているはずです。

あなたの彼もきっとそう。だから今度彼に「好き」と伝えるときには、ぜひ言葉よりも行動を重視した伝え方を意識してみてくださいね。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

「好き好きアピールすればいいってもんじゃない。「好き」の下手な伝え方と、上手な伝え方」のページです。デイリーニュースオンラインは、イチャイチャ長続きカップル恋愛女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る