気は優しく浮遊しながら移動!?次の大河ドラマ「麒麟がくる」の麒麟って何?首の長いキリンとは違うの? (2/3ページ)

Japaaan

黒)と変わり、黄色もしくは金色のもののみを麒麟と呼ぶそうです。

その姿かたちは龍に似た頭に1~3本の角を生やし、五彩のたてがみに鱗に覆われた身体、牛の尻尾と馬の蹄(ひづめ)を持っていると言われます。

どこかで見たことがあるな……と思ったら、キリンビールのラベルに記されたあのカッコいいけど不思議な生き物です。

顔はちょっと怖い?けど気性はとても優しく、誰も傷つけないよう角を自分の肉で包み込み、草花や虫たちを踏んでしまわないよう、地面から少し浮遊しているとも言われます。

そんな優しい性格から「子宝の神様」としても信仰されていますが、厳密には「(家の跡取りとなる)すぐれた男児」を授けてくれるそうで、仁政を行う才能と仁徳を兼ね備えた男児が強く求められた時代背景を感じます。

現代でも特に利発な男児を「麒麟児(きりんじ)」と呼ぶことがありますが、これは麒麟が授けてくれた男児を意味し、どんなに優秀であっても女児には用いません。

戦国乱世を駆け抜いた「麒麟児」明智光秀。

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