気は優しく浮遊しながら移動!?次の大河ドラマ「麒麟がくる」の麒麟って何?首の長いキリンとは違うの? (1/3ページ)

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気は優しく浮遊しながら移動!?次の大河ドラマ「麒麟がくる」の麒麟って何?首の長いキリンとは違うの?

令和二2020年1月からの放送が予定されている大河ドラマ「麒麟がくる」。今回の舞台は戦国時代、主人公は「本能寺の変」で主君・織田信長(おだ のぶなが)を討った明智光秀(あけち みつひで)となっています。

従来の紋切り型な「謀叛人≒悪役」像を魅力的に描き直す人間模様の深みや、斬新で痛快な歴史表現に期待していますが、ところで「麒麟(きりん)」って何でしょうか。動物園で見かけるあの首が長いキリンとは違うのでしょうか。

そんな疑問を解消するため、今回はこの麒麟について紹介したいと思います。

古代中国の瑞獣と明智光秀の関係

麒麟とは古代中国において世の中がよくなる瑞兆(ずいちょう。めでたいきざし)として出現する瑞獣(ずいじゅう)で、『礼記(らいき)』によれば君主の仁政(じんせい。愛に満ちたよい政治)を称賛する喩えとされました。

狩野常信「麒麟図」江戸時代

『説文解字(せつもんかいじ)』によれば麒麟の麒がオス、麟はメスを指すそうで、また体毛の色によって呼び方も聳孤(しょうこ。青)、炎駒(えんく。赤)、索冥(さくめい。白または銀)、甪端(ろくたん。

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