天才テリー伊藤対談「アンジェラ芽衣」(3)体が触れ合うなら恋愛はしたくない (1/2ページ)
テリー 学生時代にもっと楽しい話はなかったの。例えば彼氏との恋愛とかさ。
アンジェラ 高校生の時におつきあいをした方はいました。でも、私、すごい潔癖性なんですよ。
テリー ええっ? 何だよ、それ。
アンジェラ 彼がパーソナルゾーンにズカズカ入ってくるのが許せなくて、そこから熱が冷めて、結局、別れちゃいました。
テリー 例えば、いきなりオッパイを触ってくるとか?
アンジェラ そんな人、いませんよ(笑)。でも、手を触られそうになるだけで「ヒュッ」ってなっちゃう(と体を引っ込める)。
テリー 何だよ、それ。そんなことされたら相手が傷つくじゃない。
アンジェラ ひと言「今から手をつなぐよ」みたいな感じで言ってくれればいいんですよ。そしたら、手をよく拭いてもらって‥‥。
テリー そんなの、まどろっこしすぎるよ。これくらい軽い感じでさ‥‥(と、アンジェラの腕に手を伸ばす)。
アンジェラ キャー!(叫んで椅子から飛び出す)
テリー あらら、本当にダメなんだな。何かきっかけがあったの。
アンジェラ そうなんですよ。小学校高学年の時、遠足か何かで低学年の男の子と手をつなぐ機会があったんです。そしたらその子が、鼻水がたくさんついた手で私の手をギュッと握ってきて‥‥その時以来、もうダメなんです。
テリー じゃあ電車のつり革とか、みんなで鍋をつついたりとか無理じゃない。
アンジェラ ダメですダメです! 何も考えずに自分のお箸をそのまま鍋に入れる人がいたら「何してんの!」って怒ります。