矢沢永吉70歳「声がでない」公演連続キャンセルのピンチでも!

日刊大衆

写真はイメージです
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 矢沢永吉(70)が歌手生活47年で初めてライブの公演中止を発表し、ファンの間に動揺が走った。「11月16日に富山からスタートした全国ツアーで、24日の福岡公演と27日の浜松公演が、喉の不調を理由に急遽キャンセルされたんです」(芸能記者)

 公式ホームページによれば、矢沢本人は「喉がちぎれてもいいからやりたい」という思いだったが、ドクターストップがかかったという。

 今年9月に7年ぶりのニューアルバム『いつか、その日が来る日まで…』を発表し、史上最年長記録となる70歳でオリコン週間ランキングの1位を獲得。「新譜を引っさげ、70歳現役を宣言する全国ツアーでしたが、歌手にとって命とも言える喉の“不調”という報を受け、世間では引退を心配する声や、喉頭がんなどの重病説もささやかれました……」(前同)

 ファンの目から見た矢沢永吉像を描いた『1億2000万人の矢沢永吉論』(双葉社)を書いた浅野暁氏は、こう話す。「永ちゃんは30歳で禁煙し、40代からはランニングで体を絞り、万全の状態でツアーに挑むことで知られています。誰よりもプロ意識が高い方なので、公演中止の決断はよほどのことなのだろうと思いました」

 実は、ツアー前の雑誌のインタビューで、年齢による喉の衰えを吐露していた矢沢。そのため、中止した2公演に続く11月30日の仙台公演を危ぶむ声もあったものの、結果は無事に開催。当日、モニターには「完全復活」を告げるテロップが流れたのだ。「富山の初日公演を観たとき、声が出てないな……と思ったんです。それに比べると、仙台公演はだいぶ良くなっているようでした。入院したという噂もあったので、元気な姿を見てホッとしましたね」(40年来の矢沢ファンの男性)

 今のところ風邪や喉の病気といった情報はなく、長年酷使してきた声帯が、加齢により弱まっているのが原因と思われるが、「70歳の現役アーティストとして超人的に見えます。けれど、彼も生身の人間ですから、年相応に体の問題を抱えているはずです。若い頃から腰痛に悩まされたり、帯状疱疹を患って痛み止めを服用しながら、武道館5デイズをやり抜いたこともあった。これまでも数々のピンチがあり、気力で乗り切ってきたわけです」(前出の浅野氏)

 矢沢は仙台公演でファンの温かい声援を受け、目に涙を浮かべたという。「若手アーティストでも体調不良で公演中止になることはありますよね。そう思うと、永ちゃんが47年間一度も休まずにライブを続けてきたことが、驚異的なことなんだと改めて気づかされましたね」(前出の男性ファン)

 古稀を過ぎても、全力で走り続ける矢沢永吉から、今後も目が離せない。

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