松本人志も指摘!「忘年会嫌い」は若者だけではないという“実態”

Asagei Biz

松本人志
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 12月にNHKが報道番組「ニュースウオッチ9」で取り上げたことでも大きな話題となった、「忘年会スルー」。どうやら、その流れは新年会にも続きそうだ。
 
「『忘年会スルー』『新年会スルー』とは、会社勤めする若者が会社や取引先が開催する忘・新年会を何かと理由を付けてスルー(不参加)することを指します。時計メーカー『シチズン』のアンケート調査によれば、『ビジネス関連の忘年会で適当と考える回数』は、1回が52%、0回が36.3%となり、1度も忘年会に参加したくないと考えるビジネスマンが3割超いることが明らかとなっているのです」(経済ライター)

 若者たちが忘・新年会をスルーしたい理由としては、《お金を払ってまで上司の愚痴を聞きたくない》《お酌をしないといちいち注意されるのが苦痛》《普段からコミュニケーションを取っていれば、わざわざ年末の忙しい時期に時間を割く必要もない》などと考える傾向にあるという。
 
 しかし、どうやら忘・新年会をスルーしたいのは、なにも若者だけではないという。12月15日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、ダウンタウンの松本人志が自身のエピソードを交えつつ、「楽しんでるフリをしているけど、結構つらい、本当はやりたくない上司もいっぱいいる。ということを君たち若者に教えてあげるよ」と、上司の気持ちを代弁している。
 
「実は、その話はかなり的を射ている面もあるようです。インターネットリサーチ会社の『ネオマーケティング』が18年に行った調査によれば、『忘年会が好き』と答えたのは20代で19%でしたが、40代が10%、50代が10.5%と40代50代の方が忘年会を好んでいないという結果もでていますからね」(経済ジャーナリスト)

 ちなみに、「忘年会」を好きではない理由として40代、50代がともに最も多く挙げているのが、「親しくない人と会話するのが得意でないから」。上司と部下、これでは酒の席もますます盛り上がらないだろう。

(小林洋三)

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