安くておいしくて栄養たっぷり! な鍋の作り方を調理科学の先生に聞いてみた #もやもや解決ゼミ (2/3ページ)

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お豆腐も同じタンパク源ですから。

安くておいしい白菜、ネギなど白い野菜は150グラムが目安です。ただ、白い野菜だけでなく緑黄色野菜も必要です。ホウレン草や小松菜、ニンジンなど1人50グラムくらいでいいので入れましょう。目安としては、野菜全体で200グラムになるようにするといいですね。

野菜は1人分をカットしたものが売っているので、それだと無駄がありません。私はできれば丸のまま買って自分で切るのがいいと思いますが、面倒な方は活用してみましょう。

先生おすすめの絶品鍋料理

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味付けは、若い人向けに少し洋風のものだと、「牛乳鍋」がおすすめ。

お鍋に牛乳とスープの素を入れ、その中で材料を煮るだけです。牛乳ではなく豆乳を使ってもおいしいですよ。チーズを入れたり、ソーセージを入れたり、好きなようにアレンジしやすいのも魅力です。他にも、カボチャを入れてもおいしいですね。とろっとシチュー風になり、栄養もたっぷり取れます。

「キムチ鍋」も手軽でおいしいお鍋です。

市販のスープもありますが、自分で作るのもおすすめ。だしの中にキムチと材料を入れて煮るだけです。具材は、お肉でも魚でもおいしいですし、安く手に入る野菜ではモヤシも、こうした味のついた汁で煮るお鍋にはぴったりです。

個人的にわたしが好きなのは「ホウレン草を使ったお鍋」です。

薄味のだしを張ったお鍋に薄切りの豚肉を入れて、火が通ったらざく切りにしたホウレン草を入れます。ホウレン草がくたっとなって少し火が通ったくらいで一気に引き揚げて食べるのですが、ホウレン草の味がとても生きていてすごくおいしいですよ。ひと手間かかりますが、ニンニクの薄切りを2~3枚入れると、より風味が出ます。

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