安くておいしくて栄養たっぷり! な鍋の作り方を調理科学の先生に聞いてみた #もやもや解決ゼミ (3/3ページ)

学生の窓口

学生さんの中には、だし汁を作るのが面倒という人もいるかもしれません。そんなときは、めんつゆを飲めるくらいまで薄めればOKです。材料も豚肉とほうれん草だけなので手軽ですし、1人でも大人数でも楽しめます。これからの季節はホウレン草がおいしくなるのでおすすめですよ。

具材を食べ終わった後の汁には、お肉や野菜のうま味や栄養がたっぷり残っています。うどんやお餅を入れたり、ご飯を入れて雑炊にしたりして、ぜひ最後までしっかりと食べてくださいね。


渋川先生からは「牛乳鍋」「キムチ鍋」「ホウレン草鍋」の3つを挙げていただきました。洋風、韓国風、和風と、それぞれに特徴が異なるので、好みに合わせてチョイスしたり、日替わりで作るのもいいでしょう。

また、材料は、この時期に安くておいしい白菜、ネギを中心に、バランスよく揃えるのがポイント。一人鍋をする際や、友達と鍋パーティーをする際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

イラスト:小駒冬
文:高橋モータース@dcp

教えてくれた先生

渋川祥子横浜国立大学名誉教授。博士(農学)。

1936年生まれ。お茶の水女子短期大学家政学部食物学科卒業。鹿児島女子短期大学講師、横浜国立大学教育学部講師・助教授・教授、聖徳大学教授。分かりやすい調理科学の解説でテレビ出演や講演活動などを行う。『食品加熱の科学』(朝倉書店)、『調理と理論』(同文書院)、『ケミ太郎とベジ子の台所サイエンス』(朝日学生新聞社)、『加熱上手はお料理上手』(建帛社)など児童書から専門書まで多数の著書を執筆している。

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