『レコード大賞』は茶番!? 権威失墜で囁かれる“打ち切り説”の真偽

まいじつ

『レコード大賞』は茶番!? 権威失墜で囁かれる“打ち切り説”の真偽

12月30日に放送される毎年恒例の『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)だが、ここ数年は視聴者から「番組の存続意義なし」などと、厳しい声が繰り返し上がっている。

レコード大賞は1959年に創設され、歌番組の〝権威〟としてその存在感を示していたが、近年はレコード会社や芸能事務所の力関係で受賞者が決まっていることが、週刊誌などの報道により暴露されてしまった。このことを信じた視聴者にとっては〝茶番〟でしかなく、当然ながら、その権威は大きく失墜。ここ数年は毎年のように〝打ち切り説〟がウワサされるなど、もはや完全な〝死に体〟だ。

昨年は『DA PUMP』の『U.S.A.』が大ヒットし、誰もが大賞受賞間違いなしと思っていたが、フタを開けてみれば〝外国曲のカバーソングはNG〟という理由で、まさかの落選。視聴者からは「だったら最初からノミネートするな!」と非難轟々だった。

「79年には、西城秀樹の『ヤングマン』が同じ理由で大賞を逃しています。『DA PUMP』が曲を披露した際に〝YMCA〟のポーズを取ったのは、そんな先輩へのリスペクトであり、大いなる〝皮肉〟でもあったのでしょう。昨年、大賞を取ったのは『乃木坂46』の『シンクロニシティ』でしたが、2008年からは16年の西野カナを除き、EXILEとAKBの関連グループしか大賞を受賞していません。やはり事務所の力関係が大きく影響していることを露骨に表していますね」(週刊誌記者)

視聴率の上がり目も全くなし

実際、レコ大の視聴率も年々下降の一途をたどっている。88年の21.7%を最後に20%台は一度もなし。2000年代に入ってからは毎年のように15%を切り、一時は一桁台寸前にまで下落した。

「昨年は16.7%を記録し、5年ぶりに16%以上となりました。これは『DA PUMP』への期待感と女優の土屋太鳳が初司会を務めることで、初々しい司会ぶりに注目が集まったからといわれています。TBSはこれに気を良くしたのか、本番でカミまくっていた土屋を今年も連続で起用していますが、視聴者の目も厳しくなるでしょうね。よほど何かサプライズがあるか、大波乱でも起きない限り、視聴率が低下するのは必至だと思いますよ」(業界関係者)

今年は『乃木坂46』の3連覇がかかっているが、ノミネートされた『sing out』は、過去2回の大賞曲『インフルエンサー』や『シンクロニシティ』ほどの知名度もなく、さすがに大賞はあり得ないとの声が…。果たして、あっと驚く誰かのサプライズ受賞があるのだろうか。

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