冷戦時代のソ連の市民の日常をバービーとケンの人形で再現したロシアの写真家 (1/4ページ)

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冷戦時代のソ連の市民の日常をバービーとケンの人形で再現したロシアの写真家
冷戦時代のソ連の市民の日常をバービーとケンの人形で再現したロシアの写真家

image credit:lara_art_dolls/Instagram

 マテル社のバービーはアメリカ製の人形で、時代を反映し、流行に応じてマイナーチェンジを繰り返しながら今にいたる。

 バービーはまさにアメリカを象徴する人形なのだが、そこを逆手にとり、ロシアの人形写真家ララ・ヴィチュザーニナ(Lara Vychuzhanina)は面白い着眼点でバービーとケンの人形を使った構図を作り上げた。

 1980年代の冷戦時代のソ連の市民の姿を、バービーとケンで再現したのだ。アメリカの象徴である2人が、敵視されていたロシア側で日常を送っているその光景は、実にユニークで興味深いものがある。
・ソビエト時代の実生活がミニチュアジオラマで再現

 ロシア、エカテリンブルク出身の人形写真家ララ・ヴィチュザーニナは、ソビエト時代のアパートキッチンの実物に近いミニチュアジオラマを作成し、バービーとケンを使って1986年頃の旧ソ連に住んでいた市民の姿を再現した。

 つまりこのジオラマを見ることで、当時のソ連の人々の暮らしがわかるのだ。
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