「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という言葉知ってる?鈴木春信の浮世絵に見る江戸時代の梅の花 (2/6ページ)

Japaaan

梅の枝折り(部分)

梅の枝折り(部分)

嫌々娘を担いでいるのかと思って表情を見ると、どちらかというと面白がっているような感じに見えます。

梅の枝折り娘(部分)

梅の枝折り(部分)

女性の上に乗っている女性は、びくびくする様子もなく冷静に辺りをうかがって、梅を手折ろうとしています。脱ぎ散らかした草履もひっくり返って相当なお転婆娘です。

何もそこまでしなくてもと思いますが、江戸時代の花見は“梅に始まり菊に終わる”といわれるほど、現在の“桜の花見”と同じくらい、“梅見”も人々にとっては春の到来同様に喜ばれたのです。

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