『ヒルナンデス!』ファッション対決に疑問の声…「毎回アフターがダサい」
ファッションプロデューサーで〝オネエタレント〟としても活躍している植松晃士が審査役を務める、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の名物企画「格安コーデバトル」。そのセンスを巡ってたびたび物議を醸している同コーナーが、最新2月11日の放送でまたも視聴者から苦言を呈されてしまった。
同コーナーは、2チームが決められた予算内にてショッピングモールで全身コーディネート対決を行い、どちらがよりオシャレだったかを植松がジャッジするという内容。また、途中には一般の買い物客のファッションを評価し、周辺店舗で購入したアイテムを着せ、さらにオシャレに見えるよう〝レベルアップ〟させるミニコーナーもある。
この日のチャレンジャーは、タレントの芳本美代子と元バレーボール選手の高橋みゆき。アドバイス役の助っ人には芳本が蜂谷晏海、高橋が近藤千尋の両モデルを引き連れ、予算1万8000円で「一流ホテルでバレンタインディナー」をテーマに対決していった。両チームがモール内の洋服店を物色しているさなか、植松は買い物客のファッションをチェック。家族連れの母親とカップル客の彼女を〝標的〟にし、彼女の方はヒョウ柄にファーコート、レースで透け感のある黒いトップスと、イケイケ女性のようなファッションへと変身させた。
視聴者にはセンスが追い付かず?一方、高橋・近藤チームの買い物では、近藤がファーコートを片方の肩だけに羽織るという大胆なコーディネートを提案。高橋も「え~!?」「こっち(片側)寒い!」と驚きをあらわにしたが、植松はこれが気に入ったようで、結果は高橋チームの勝利で締めくくられた。
しかし、視聴者はこのコーディネートが勝利したことが解せなかったよう。また、買い物客のコーディネートも「前の方が良かった」という声が多く、ツイッターには、
《植松さんのファッションアドバイスみたいなやつが全然刺さらないのは私だけでしょうか?》
《いつも「もとの格好の方がかわいかったんじゃね?」と思ってしまうのですが(笑)》
《1万以下のファストファッションでテロンテロンのサテンでペロペロのフェイクファー、これで高級レストランへ行くためのアラフォーコーデって》
《スーパーモデルとかがけだるい感じに片方羽織ってたらかっこいいかもだけどそれ以外の人たちがやってたら変だろ》
《ファッションチェックのカップルで出てた女の子は服を変える前の方がかわいかったな》
《おブスチェックみたいなやつ、毎回アフターがダサくないか?》
《植松さんのコーデって分かりやすく男が好きなファッションだよな》
などといった感想が書かれていった。
一流ファッションコーディネーターのセンスは、一般人には理解が追い付かないのだろうか。
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