「こたつ」に入ると眠くなるのはなぜ? 眠気を覚ます方法は? #もやもや解決ゼミ (1/3ページ)

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日常に潜む「お悩み・ギモン」=「もやもや」を学術的に解決するもやもや解決ゼミ

冬になると暖かい環境から離れられなくなりますね。朝布団から出られなかったり、ストーブの前から動けなかったり、エアコンのある部屋から出られなかったり……。何より一度入ったら出られないといえば、そう「こたつ」です。

「こたつ」に入ると眠くなるのはなぜ? 眠気を覚ます方法は? #もやもや解決ゼミ

こたつに入ると眠くなり、出るのがおっくうになりますよね。ついつい何時間もこたつで寝てしまうことも。それはなぜなのでしょうか? 

東京女子医科大学病院 睡眠科に在籍し、「睡眠」についての専門医である鈴木真由美医師に教えてもらいました! 

「こたつ」に入ると眠くなるのはなぜ?

睡眠と覚醒のリズムには、体温が関与しており、深部体温(体の内部、内臓や脳の温度)と抹消(手足)皮膚温が変化します。

人間の脳は起きているときには活発に動いていて深部体温も上昇していますが、睡眠時は下がるのです。
そもそも脳は高温に弱く、夜には昼間の活動で働いた脳をクールダウンして休ませているとも解釈できます。また、深部体温が下がる前に、手足の皮膚温が上昇し、その上昇と眠気が関係することが報告されています。

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