安倍首相「桜を見る会」答弁をホテル否定!「与野党サクラ大戦」史 (2/4ページ)

日刊大衆

一例を挙げると2019年度は将棋界からは“ひふみん”こと加藤一二三さん、魚類学者のさかなクン、お笑いからはメイプル超合金など、さまざまな分野の著名人が顔を並べています。

 そこに”政治家の支援者”を招待客に選んでいるのでは、という疑惑が浮上しているのです。分かりやすくいうと、安倍昭恵夫人や自民党議員の支援者ですね。それについて”行事を私物化しているのでは”とか”公職選挙法違反ではないか”といった批判があったのです」

 

招待客に関するリストが廃棄され…

 前出の全国紙政治担当記者が続ける。

「問題はここからです。疑惑に関する安倍首相の答弁や行動が、ことごとく野党側の不信感を煽るものばかりだったんです。

 代表的な例が”詳細な招待客リストの廃棄”です。5月9日に共産党の宮本徹衆院議員が招待者や実際の参加者の人数、費用明細など、詳細を紙面で提出するように求めたのですが、同日に内閣府人事が書類をすべて廃棄していた。これについて酒田元洋官房総務課長は”書類の数があまりに多かったため、大型シュレッダーを使う必要があった。しかし、利用が立て込んでいたために5月9日の利用になった”という旨の主張を野党ヒアリングで行いました。

 資料の廃棄については、廃棄から5か月後(2019年10月)に、内閣は文書保存基準に関する内規を変更していたんです。

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