ロバが犬化。育児放棄されたロバを保護し、犬と共に育てたところ犬みたいになっちゃった(アメリカ) (1/4ページ)
image credit:Walter the orphan from Oatman’s happy new life/Facebook
人間でも動物でも、育つ環境の影響は大きい。アメリカのアリゾナ州で、犬のきょうだいたちと育ってきた野生のロバが、すっかり犬化しているという。
母親に子育てを放棄された後、ある夫妻に引き取られたこのロバは、犬のきょうだいたちとともに飼い主の愛情をたっぷり受けて育ったことから、犬のような仕草や振る舞いを身に着けたようだ。
・若い母親に子育て放棄されたロバ
アリゾナ州モーハヴェ郡オートマンに、3匹のジャーマン・シェパードをきょうだいに持つ1頭のロバ、ウォルターがいる。
ウォルターはもともと野生のロバだったが、ウォルターを出産した母親がまだ若かったからか、ウォルターを育てていくことを拒否。
育児放棄された形になったウォルターを心配した土地管理局職員や地元住民らは、なんとかして母親にウォルターとの絆を育ませようとしたがうまくいかなかった。
そこで、連絡を受けたのがケリー&ブラッド・ブレイクさん夫妻だった。「子供のロバを引き取ってくれないか」と言われ、二つ返事で承諾した。