ロンブー亮、Abema版「ロンハー」復帰の裏に淳の優れた“プロデュース力”

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ロンブー亮、Abema版「ロンハー」復帰の裏に淳の優れた“プロデュース力”

 お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号が2月28日放送の「ロンドンハーツAbema特別編」(AbemaTV)に出演し、闇営業騒動をお詫び行脚する様子が放送された。

 1月30日に相方の田村淳と共に復帰ライブを行い、芸能活動を再開させた田村亮。“Abema特別編”と銘打たれたこの日の「ロンハー」では、番組の準レギュラー的存在であるお笑いタレントの出川哲朗を始め、FUJIWARA・藤本敏史、アンタッチャブル、そしてパンサー・尾方貴弘らに騒動を謝罪して回り、フジモンから「Abemaのロンハーなの?」と問われた際には「地上波はまだ。段階を経て…」と淳が答え、然るべき順序を守るためのAbema復帰となったことを説明した。

 また、今回のAbema復帰に向けては吉本興業による働きかけもあったと知らされた亮は、“対立中”とされる会社に対し「迷惑かけたなって、逆に謝る気持ちになった」と雪解けムードであることを示唆すると、淳も亮と吉本の溝が「埋まりつつあります」と認めている。

「同じ闇営業問題で崖っぷちに立たされた雨上がり決死隊・宮迫博之は、会社とわだかまりを残したままYouTubeの世界に足を踏み入れ、相方との共演は今も果たせないまま。一方のロンブーは淳が新たな会社を設立し、そこを吉本興業と亮の合流地点のような場所にすることで、両者のケンカ離れを防ぐことに成功しました。今回の復帰についてもいきなり地上波の舞台を選ぶのではなく、まずはテレ朝の傘下であるAbemaTVを選んだ点については《淳の計画通りに事が進んでるんだろう》《これも正解。地上波は難しい。でもYouTubeはNG。淳のプロデュース能力は凄い》《迷惑をかけた番組スタッフから筋を通すやり方は好感が持てます》などと称賛が集まっています。『ロンハー』は彼らのキャリアを象徴する看板番組ですから、初めからそこに照準を定めて動いたことは正しいルートだったのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)

 着実に段階を踏みながら事を前に進め、かといって相方を甘やかすことを許さない淳。改めてその状況判断能力が光った瞬間だったと言えるだろう。

(木村慎吾)

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