石原さとみはぎりぎりセーフ?7月期ドラマで消滅する舞台設定とは

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石原さとみはぎりぎりセーフ?7月期ドラマで消滅する舞台設定とは

 4月9日スタートのドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系)にて3クールぶりの連ドラ主演を果たす石原さとみ。本作では病院薬剤師の役を務めており、人気ジャンルの医療ドラマでは一味違った役柄が話題を呼んでいる。

 3月12日には先輩薬剤師の役で田中圭の出演も発表され、同僚役の西野七瀬ら豪華キャストに期待も高まる同作。そんな石原の薬剤師役に「ぎりぎりセーフ!」との声が寄せられているというのだ。

「本作は3月5日までにクランクインしており、舞台となる萬津総合病院でのシーンがフジテレビから発表されています。この時期は新型コロナウイルスの影響が拡大し、中国と韓国からの入国制限も発表。全国各地の病院は新型コロナ対策でてんてこ舞いとなっており、今なら病院でのロケなど到底不可能でしょう。そのためおそらくは病院施設でのロケが必要なシーンは先に撮影してしまい、残りはスタジオ内に組んだ病室や調剤室のセットなどを使うはず。この4月期にはNHKで貫地谷しほりが内科医役で主演する『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』も放送されますが、こちらは1月25日にクランクインした様子。NHKはもともと撮影を早めに進める傾向にあり、今回はそれが功を奏した形です」(テレビ誌ライター)

 どうやら両作品とも撮影スケジュールと新型コロナウイルス騒動がもろにバッティングするのはぎりぎりで避けられた模様だ。そんな騒動が今後、7月期の夏ドラマに大きく影響してくるというのである。

「ドラマの題材として鉄板と言われる医療ものですが、当面は病院でのロケは不可能なうえ、これほど新型コロナウイルスが世界中で騒がれるなか、その対策と無縁の医療ドラマではリアリティに欠けるのは明らかです。そのため7月期に医療ドラマが放送される可能性はかなり低いはず。すでに企画が動き出していた医療ドラマは放送時期を後にずらすか、キャストはそのままにまったく別のドラマを撮影するといった決断に迫られているのでは」(前出・テレビ誌ライター)

 来る7月期には「ドクターX ~外科医・大門未知子~」など、人気医療ドラマシリーズの続編が放送されることも、まずなさそうだ。

(白根麻子)

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