ヒロシが“勝ち組”になったワケ/芸能ユーチューバー「成否の境い目」(7)

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ヒロシが“勝ち組”になったワケ/芸能ユーチューバー「成否の境い目」(7)

「ヒロシです…」でおなじみの自虐漫談で04年にブレイクした、お笑い芸人・ヒロシも、芸人ユーチューバーの先駆けの一人。

 多くの芸人が自分の本芸である“お笑い”をベースにした企画で自分の実力を示し、テレビ出演のためのPRにしようとYouTubeを利用している中、ヒロシは本芸とはまったく関係のない趣味の“キャンプ”動画をアップし続けている。「芸人仲間らとの合同キャンプもありますが、基本的には“ソロ(一人)キャンプ”の様子を映し続ける、派手さのない、実にシンプルな動画ですが、これがキャンプブームの時流にちょうどハマって人気チャンネルとなりました。独り言のようなヒロシの話し方は押しつけがましくなく、そのゆっくりと流れる時間に身を任せたくなる、癒やし系の動画でもありますね」(お笑い関係者)

 そんな「ヒロシちゃんねる」の現在の登録者数は、約63万人。動画の投稿頻度が月に4~5本と決して多くないために、YouTubeからの収入は、「おそらく月に100万円前後では」(同前)と言われている。

「しかし、イベントやPR事業などキャンプ関連の案件が舞い込んでいるでしょうから、そちらの収入は大きいはず。もともと芸人としては“ブレイクしたくない”と話していたヒロシですが、もはやテレビに出る必要はなくなり、好きなキャンプのことだけを考えて生きられるようになった。多くの芸人が、かげりゆくばかりのテレビにしがみつく中、一番の勝ち組といえるでしょうね」(前出・お笑い関係者)

 なんだかうらやましい。

(露口正義)

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