外出禁止のNY、男性がベランダから見た女性にドローンで電話番号を渡すまさかの展開に称賛の声 (1/2ページ)
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、現在、多くの国で外出禁止措置が取られ、たくさんの人がストレスを抱えているが、海外には、外出禁止措置も悪くないと思わせるようなエピソードがある。
外出禁止措置が取られているアメリカ・ニューヨーク州で、28歳の男性が、隣の建物にいた28歳の女性に恋をし、ドローンを使って声を掛けたと海外ニュースサイト『New York Post』と『Gulf News』が3月25日までに報じた。
報道によると、男性は外出禁止措置が敷かれる中、自宅アパートのバルコニーで外を眺めていたそうだ。男性はバルコニーから隣の建物の屋上でダンスをしている女性を見つけた。
男性は女性に手を振ると、女性は男性に手を振り返した。男性はその瞬間について、『New York Post』のインタビューに対し「一瞬で恋に落ちたと気づいたよ。この恋愛を大切にしようと、さらに彼女に近づこうと決めたんだ」と話している。
男性は女性との関係を深めようと、ドローンに自身の電話番号を書いた紙をつけて女性に飛ばした。その後、女性から「あなたが屋根から見ていた女の子よ」とショートメールで返信があり、現在2人は連絡を取り合っているそうだ。
男性はこの一連の出来事を動画にし「信じられないけど、本当の話」とコメントして自身のTwitterに投稿。投稿は拡散され、3月27日までに39万近い「いいね」と1600件近いコメントがついている。
このニュースが世界に広がるとネット上では「なんてロマンチックな話。こんな状況下だからこそ愛が芽生えるのかも」「こんなドラマみたいなことがあるのか。男女が仕込んだフェイク動画ではないのか」「手を振る女性の顔を見たけどあれは確実に恋に落ちた顔だった。演技ではできない」などの声が挙がっていた。なお、3月27日現在までに、男性が投稿した動画がフェイク動画であったという情報はない。
今回は外出禁止措置により恋が芽生えたようだが、それはかなりまれなケースのようだ。
海外ニュースサイト『CNBC』は、英国議会で弁護士が「外出禁止措置は離婚率を高める可能性がある」と語ったと3月25日に報じている。