頭で考えてることが文章化される。脳波を文章に変換するAIが登場(米研究) (1/3ページ)

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頭で考えてることが文章化される。脳波を文章に変換するAIが登場(米研究)
頭で考えてることが文章化される。脳波を文章に変換するAIが登場(米研究)

Gerd Altmann from Pixabay

 心の中で何を思おうがその人の自由だ。公に発言すると問題になるようなことでも秘めたる思いは自分だけのものだ。

 だが今や、自分の考えが公然と文章化できる時代がやってきたようだ。新たに開発されたAIは、脳の活動を読み取って、それを文字に変換することができるのだという。

 利用方法によっては大変有意義なものとなるだろう。例えば言葉を話せない人や体の自由がきかない人にとっては画期的なツールとなるのだ。
・脳に移植された電極を介した文章出力AIシステム

 現時点でそのAIが神経活動パターンを検出するには、変換したい文章を声に出して読んでもらわねばならない。だが、いずれは口や指先が不自由な人たちのコミュニケーションを支援する――いわば”義肢の声バージョン”になると期待できるそうだ。

Nature Neuroscience』(3月30日付)に掲載されたカリフォルニア大学サンフランシスコ校(アメリカ)のグループによる研究では、脳に移植された電極を介した文章出力AIシステムが紹介されている。

 実験に参加した4人の患者は、てんかん発作をモニタリングするために脳に電極を移植された人たちだ。
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