“コロナ感染曲線”が韓国と酷似!首都東京が10日後に直面する「地獄」 (2/2ページ)

Asagei Biz

少なくとも同数の、自覚症状のないコロナ感染者が都内に潜在している可能性が高いのです」

 一般的にインフルエンザよりも潜伏期間が長く、感染しても8割が無症状か軽症と言われるコロナウイルスだけに、首都・東京はまさに予断を許さない崖っ縁に立たされているのだ。

「実はWHOの発表したコロナ感染者のデータを見ると、興味深い数字が表れてくる。感染者数では上位にいる韓国ですが、これはウイルス感染者と接触したと思われる人を徹底的に追跡調査し、PCR検査を積極的に行ったことによります。その結果、韓国は1日100人超、三桁の患者が増え続け、感染者数は急上昇カーブを描きました。これまで感染爆発が抑えられていた日本ですが、海外帰国者、市中感染など新たな感染例が増え続けている。想像以上に感染力の高いコロナウイルスに、防疫網はすでに決壊しているも同然。しかも、韓国の患者数のカーブと日本の患者数のグラフがきわめて酷似しており、韓国が日本よりも10日から2週間ほど先行した患者数のカーブを描いている。地理的に近い日本も韓国同様のグラフを描く可能性が指摘されています。さすがに医療制度の行き届いた日本では、感染者が増えてもイタリアのように致死率10%を超すことはないでしょうが‥‥」(医療ライター)

 日本は阿鼻叫喚に包まれようとしているのか。医学博士の中原英臣氏はこう語る。

「日本はアメリカ、イタリアに比べれば踏みとどまっていますが、一方で爆発的感染を引き起こす一歩手前だとも言えます。お花見シーズンとはいえ浮かれ気分は抑え、手洗いやうがいを励行することでコロナを抑えられるはずです」

 雪まつり直後にクラスター感染を起こした北海道では「緊急事態宣言」で外出を控えた効果により、その後、感染爆発が抑えられている。それだけに、東京も外出自粛の効果を期待したいところだ。

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