ハッカー集団「アノニマス」が、「疫病のノストラダムス」と呼ぶビル・ゲイツに書簡 (3/3ページ)

カラパイア



 個人の情報を守るのを優先するのか、疫病の感染拡大を防ぐのを優先するのか、その判断は難しく、各国政府が頭を悩ますところだろう。
 
 ゲイツ氏はマイクロソフトの取締役を退任し、慈善活動に専念すると発表したばかりだ。また、先月、慈善基金団体『ビル&メリンダ・ゲイツ財団』は、多額の資金を投じて、新型コロナウイルスの家庭用検査キットを提供するプロジェクトを実施する予定があることを発表している。



 ゲイツ氏は、先日自身のブログ、「What our leaders can do now | Bill Gates」に「アメリカが新型コロナウイルスの拡大を防ぐチャンスを逃したことは明らかだ。だが、重要な決断を下すチャンスはまだ閉ざされていない」と書いた。

 それによると、全国的なロックダウン(封鎖)を一貫して行うこと、検査を増やし誰を優先的に検査するか明確な基準を作ること、治療法やワクチンの開発に対しデータに基づいたアプローチをすることだそうだ。

 またゲイツ氏はつい最近、新型コロナウイルス感染症に最も効果が期待される7種類のワクチン候補を選びだしそのすべての工場への資金援助を行うことを発表した。

 例えうまくいかず、数十億ドルを浪費することになっても、時間を無駄にするよりは効果あるワクチンをいちはやく見つけ出すことには価値があるとしている。

References:express./ written by hiroching / edited by parumo

追記:(2020/04/05)本文を一部訂正して再送します。
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