ハッカー集団「アノニマス」が、「疫病のノストラダムス」と呼ぶビル・ゲイツに書簡 (1/3ページ)
ついに世界の感染者数累計が100万人を突破してしまった新型コロナウイルス。世界中の研究者がその治療薬やワクチンの開発に懸命に取り組んでおり、あのビル・ゲイツ氏もその支援に乗り出している。
ゲイツ氏は数年間から将来的なパンデミックの危険性について警鐘を鳴らしていた。
たとえばゲイツ氏はかつてTED Talkで、私たちが心配せねばならないものについて、「ミサイルではなく、疫病です。私たちは次のパンデミックに対する備えができていない」と語っていた。
より最近では、ワシントンポスト紙への寄稿の中で、感染症の拡大を防ぐために、政府は全国的な封鎖政策を敷くべきだと主張していた。
・アノニマスからゲイツ氏宛の公開書簡
先日、こうしたゲイツ氏の主張に目を留めた国際的ハッカーグループ「アノニマス」から、彼宛の公開書簡が公表された。
書簡の中でアノニマスは、ゲイツ氏が感染者を追跡する監視システムなど、厳格な対策を主張してきたことを指摘し、こう述べている。
歴史的なパンデミックの渦中において、世界中の大勢の人たちが、あなたなら解決してくれるのではと注目している。それは確かなことのように思える。なぜなら、あなたが自ら進んで疫病のノストラダムスの地位に就いたからだ。