どうしてそんな名前なの?横綱〜序ノ口まで、大相撲の番付の名前の由来を紹介します! (2/4ページ)

Japaaan

関脇

横綱が力士の最高位となる前は、力士の階級のトップは「大関」でした。
その次点の力士は「腋/脇」と呼ばれていて「大関の脇を務める力士」から「関脇」と呼ばれるようになりました。

小結

「三役」と呼ばれるようになる最初の階級である「小結」の由来は、実ははっきりとは分かっていません。
結びの三番である「小結・関脇・大関」の取組のうち、最初の取組を行うことから「小口の結び=小結」と呼ばれるようになったという説が有力です。
「小口」には、「先端」「物事の始まり」などの意味があります。

前頭

「前頭」とは本来「前相撲の頭」という意味で、番付外の「前相撲」以外、つまり序ノ口以上で横綱や三役以外の力士は全て「前頭」であることが、番付表を見ると分かります。

しかし現在では、「横綱・三役以外の幕内力士」つまり「平幕力士」を「前頭」と呼ぶのが一般的となっています。

十両

正式名称は「十枚目」で、「十両」は通称です。
元々「幕内」の次の番付は「幕下」でしたが、幕末~明治にかけて幕下の上から10枚目までの力士には「十両」の給料が支給され、幕内力士に準ずる待遇とされるようになったことから「十両」と呼ばれるようになったとされています。

ちなみに現在では「十両」は東西14枚目までと、定員が増えています。

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