バイきんぐ西村瑞樹インタビュー、キャンプ芸人になったきっかけは「ヒマだったから」 (2/3ページ)

日刊大衆

ところが最近、これらがドンドン仕事につながってきたんです。あのとき、ヒマで本当に良かった!

 今はキャンプ関係の仕事が9割で、お笑いが1割(笑)。先日も、バラエティ番組に呼んでもらったんですが、てっきりお笑いのほうだと思っていたらキャンプの企画でした。でも、すごくうれしいし、ありがたいことだと思っています。

■「正解というものはありません。だからこそ、やっていて面白い」

 そして、ありがたいことがもうひとつ、なんとエッセイ本まで出版できました。作文なんて、高校生のときに、校則を破った罰で読書感想文を書いたっきりでしたから(笑)。

 2年ほど前に「日常で思っていることや出来事を書いてみませんか」とお話をいただいたんですけど、文章を書かないどころか、読むことすらしないので、最初は本当に、むちゃくちゃしんどかったですね……。

 そもそも書く以前に、まずネタを思いつけない。無人島でひとりキャンプをしても、何も面白いことが起きない。そのことを小峠に話したら、「なにエピソードゼロで帰ってきてんだよ!」って叱られました(笑)。

 僕は、お笑いでもネタを書きません。……というか、書かせてもらえません。でも、相方が書いたネタをやって、お客さまが笑ってくれることは、すごくうれしいです。

 同じネタでも、ウケるときもあれば、ウケないときもあるわけで、正解というものはありません。だからこそ、やっていて面白い。“お笑いっていいな”と心底思います。

 だから、これからも、もっともっと皆さんを笑顔にしたいし、キャンプもやっていきたい(笑)。たき火をしながら、買ったまま、しまいっぱなしのソバ打ちセットでソバを打ちたいし、トランペットも吹いてみたい。チェーンソーの講習を受けて、僕が所有している山に生えている木を切り倒して、ログハウスも作ってみたい。

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