テレ朝爆下げ↓・日テレ爆上げ↑テレビ局のコロナ明暗 (4/4ページ)

日刊大衆

当たり前だった医療体制への感謝と共に、医療従事者への心のサポートが今こそ必要です”、

 4月17日には緊急事態宣言について“過去は変えることはできませんが、まだ2週間後の未来を変えることはできます”、

 デリバリーや宅配関係、自粛によるストレスについて、“感染防止を徹底したうえで一言お互いに「ありがとう」と言えたらホッとするかもしれません”、“他人を思いやる心まで失わないでいる事、これが大切です”

 などなど、コロナ騒動で余裕がなくなって、心が荒みがちな視聴者に、エールを送っているんです」(前出の関係者)

■テレ朝上層部への不満が募る

『報ステ』に限らずテレビ朝日は、コロナに対する見通しが非常に甘かったのではないか、と訝しむ声もある。

「4月14日発売の『女性自身』(光文社)では他局に比べてドラマやロケの撮影自粛が遅れていたことが報じられていたり、4月21日の『SmartFLASH』では、“他局は感染防止対策に社屋の入り口を1か所だけにしていたのに、テレ朝は複数のまま”、“富川アナはむしろ感染防止に努めていた”“在宅勤務ができたのは幹部クラスのみで、現場は“3密状態”のままだった“と、テレ朝関係者が明かしています。やはり、危機管理が甘かったとしか思えません」(冒頭のテレビ誌記者)

 2019年度の視聴率は、日テレは3冠を達成したものの、2位のテレ朝とはわずか0.2%の僅差。富川アナ感染前の『報ステ』はコロナ禍で報道番組の需要が高まっていたこともあり、3月26日、4月2日には19.9%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区)という数字をたたき出していた。

 富川アナが出演できなくなった13日は、彼の体調を報じたため視聴率は17.3%と好成績を残したが、全スタッフが待機となった状況は痛い。

 追い上げムードにあったテレ朝だが、日テレの間に、また大きな差が開いてしまうのか……。

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