コロナに喘ぐ「有吉の壁」を「自宅バケツチャレンジ」で救ったあのベテラン芸人!

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コロナに喘ぐ「有吉の壁」を「自宅バケツチャレンジ」で救ったあのベテラン芸人!

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ついに「リモート出演」の波がお笑い番組にも押し寄せてきたようだ。去る4月22日放送の「有吉の壁」(日本テレビ系)にて、芸人の自宅を舞台にリモート中継が実施されたもの。

 同局の「世界の果てまでイッテQ!」など、すでにリモート中継を導入しているバラエティ番組はあるものの、ネタ見せがメインのお笑い番組では、空気感の維持が難しいはず。ところが、そんな苦境を一人のベテラン芸人が救ったというのである。

「番組中盤の『なりきりの壁』では、スターになりきった芸人が自宅からのリモート中継で有吉を笑わせるという企画を放送。ここで原田龍二に扮した芸人の『とにかく明るい安村』は、自宅の居間でいきなりシャンプーを始め、その場でバケツの水を浴びてみせたのです。当然、部屋は水浸しになり、カーテンもびちゃびちゃ。これだけでも有吉は大笑いでしたが、安村がモップを使って水を室外にかき出したり、水に濡れた床で滑って転ぶ場面には、満足げな笑顔を見せていました」(テレビ誌ライター)

 同番組では何かとスベりがちな安村だが、今回の頑張りは番組の制作陣からも絶賛されていたという。テレビ誌ライターが続ける。

「番組の演出を務める橋本和明ディレクターは放送終了後、安村について《手探りのリモートロケをバケツで救ってくれました》とツイート。自宅を水浸しにするリスクを負ってまで笑いを取る姿に感謝の意を表していました。この『なりきりの壁』では四千頭身の後藤拓実など他の芸人もいい感じで笑いを取っていましたが、安村の芸にはトップバッターにふさわしいインパクトがこもっており、制作陣も絶賛せずにはいられなかったようです」

 番組収録にも自粛が求められる中、「有吉の壁」の制作陣は制作継続への手応えを感じていたのかもしれない。

(金田麻有)

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