緊急事態宣言を受けて家庭の経済活動はどのように変化している?

アサジョ

緊急事態宣言を受けて家庭の経済活動はどのように変化している?

 緊急事態宣言に伴い、生活の仕方が大きく変化しています。その中で、子どもを育てるママたちはどのように対応しているのでしょうか。

 情報通信業のC Channel社が、2020年4月に「緊急事態宣言に伴う生活への影響について」の調査を実施。調査内の緊急事態宣言地域に居住する子どもを持つ女性1,158名への「これから購入が増えそうなものは何ですか(複数選択可)」という問いでは、「食品」(79.9%)、「衛生用品」(71.6%)、「日用品」(66.2%)、「教育用品」(29.1%)、「娯楽用品」(28.0%)などが多く挙げられていました。

 一方で、「これから購入が減りそうなものは何ですか(複数選択可)」という問いでは、「衣類」(81.3%)、「コスメ・美容」(72.5%)、「インテリア雑貨」(64.1%)、「家電」(48.8%)などの回答が多く寄せられたそうです。

「マスクや除菌スプレーにすごくお金がかかっている」(20代・産休中・0.3歳大阪府)、「服は欲しくなるけど着て行くことがないので買うのを諦めている。家にいる分食べる量が増えてしまった」(30代・パート・子ども0歳・大阪府)、「いろいろなレッスン等がお休みになってしまったので自宅保育を見直すきっかけにはなりましたが、家事と両立してお勉強などを増やしていかなければならないので上手く進められるか心配です」(30代・専業主婦・子ども2歳・千葉県)などの声も寄せられたとのことで、家計の経済に大きな変化があったことがうかがえます。

 調査結果からは、外出が減ったことで衣類など“買わなくてもいいもの”が出てきた一方で、除菌スプレーやマスクなどの衛生用品や子どもたちの食事など、これまでよりも出費がかさんでいるものも多いようです。子どもたちの学びの時間を確保するためにも、これまでとは違った工夫が求められています。

 職業によっては収入が大きく減少している家庭も多いですから、ママたちは自身の美容用品や衣類などの購入を控えている様子。室内での過ごし方や家計のやりくりの仕方など、アイデアをシェアし合って乗り切りたいですね。

(Nao Kiyota)

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