高樹沙耶“完脱ぎ”映画『沙耶のいる透視図』~最初で最後だった衝撃のピンク乳首!

まいじつ

高樹沙耶“完脱ぎ”映画『沙耶のいる透視図』~最初で最後だった衝撃のピンク乳首!

作品目『沙耶のいる透視図』

プルミエ・インターナショナル 1986年 DVD発売中
監督/和泉聖治
出演/名高達郎、高樹沙耶、土屋昌巳ほか

緊急事態宣言下でなくとも、何度目かの再々放送でも根強い人気を誇るテレビシリーズの『相棒』(テレビ朝日系)だが、主人公・右京さんたちが行きつけの小料理屋『花の里』の女将役だった鈴木杏樹は〝降板後〟に不倫騒動を起こしてミソがついた。鈴木は二代目で、初代だった益戸育江(高樹沙耶)も同じく〝降板後〟に一騒動。大麻が絡んで惜しい引退となったが、そんな益戸の旧芸名の〝名付け映画〟となったのが、実質映画デビュー作のコレ。厳密に言えば、この映画、84年に完成していたが、数年オクラの悲哀を浴びていた。

当時、流行した〝ビニ本〟の世界を描いて実に刺激的で、『相棒』シリーズをずっと手掛けている和泉聖治が監督しており(彼は若いころピンク映画の鬼才としても知られていたのでエロスはお手のもの)、初代女将への起用もそのつながりからだったのだろう。脚本は後に『花と蛇』(04年)などを撮る石井隆なのだから一筋縄ではいかない内容になっている。

今となっては貴重な“高樹沙耶”の完脱ぎ

ビニ本のカメラマン・橋口(名高達郎)は、編集者の神崎(土屋昌巳)からモデルに使ってほしい、と沙耶(高樹沙耶)という若い女を紹介される。彼女に惹かれた橋口は、恋愛関係となるが、彼女は不感症だと言って最初は性行為を拒否する。やがて、橋口は、神崎と沙耶との間に奇妙な愛憎関係や歪んだ愛の証しがあったことを知るのだった…。

クライマックスの衝撃的な〝落下シーン〟が話題となった作品だが、ここでのお目当ては沙耶のボディー。名高が、強引にセックスしようとするシーンで、沙耶の初乳房露出シーンはあるのだが、水滴などが邪魔をして残念ながらクリアに拝めない。とはいえ、ラスト近くで、沙耶は鮮明に正真正銘の〝完脱ぎ〟を披露してくれるのでご安心を。物陰から盗み撮りタッチで狙うカメラマンの意図を意識して〝着替え〟するシーンである。まるで水蜜桃のようなおっぱいがぽっかりと浮かび上がるのである。その乳首も乳輪も美しいサーモンピンクだったことを覚えている。当時の彼女のサイズはB81・W59・H86とあったが、その数字よりも肉感的に映った。

すでに〝引退〟して久しい彼女だが、もう芸能界にも未練はないのだろう。後年、本名の益戸育江という地味に映る名前に戻したのも、その意志の現れか。そんな〝高樹沙耶〟が残したこの〝ほぼ最初にして最後の〟裸体は貴重品なのである。

(映画評論家・秋本鉄次)

※2020年5月25日12時22分、都合により当該記事の一部を修正しました。

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