無痛乱打療法で「コロナ薄毛」を一発解消!「30分で毛が生えた」実体験ルポ (3/3ページ)

Asagei Biz


「眠っちゃうくらいの刺激だから」

 と大明氏は言うが、チクチクとした感触が頭頂部に広がった。電動歯ブラシのごときブーンという音、振動とともに、ドゥルルルルル‥‥と鍼が刺さるのが頭皮越しに感じられる。なるほど、毎分1200回という怒濤の動きならではだ。何分かすると、その刺激にも慣れてきた。

 超高速乱打鍼は、薄くなった部分を少しずつ移動しながら、まんべんなく刺激を与えていく。同時に栄養剤をさらに注入しつつ、皮下に送り込む。その間、ただあおむけに寝ているだけだ。

「ほら、真っ赤になってきました。さっきも言ったように、こうした反応が悪い箇所なんです」

 自分では確認できないが、なるほど、そうなのか。これは荒れた畑を耕し、肥料を正しく浸透させる過程なのだろう。

 そうこうするうち、30分が経過。「無痛乱打療法」が終了した。大明氏が声を上げる。

「おぉ、見てください。だいぶ変わりましたね。黒いのが出てきました」

「ええっ、もう生えてきたんですか!」

「いや、これは皮下に隠れていた細い毛が、まずは鍼の刺激によって表に出てきたんですよ」

 いったいどういうことか。合わせ鏡で確認すると、産毛っぽいものが増えたせいか、白く見えていた脱毛部が確かに黒く変化している。埋没していた毛が露出したといえば、確かにそんな感じだ。隠れていた毛があったとは驚きだ。大明氏は言う。

「この療法は1回の施術で72時間ほどは効果が持続します。なので、1週間に2回やるのがベストですが、週に1回でもいいでしょう。多くの人に髪の悩みを解消してもらいたいので、たとえ2週間に一度でも効果が上がるように設計しています。毛根は消滅したら再生しない、と思われていたけれど、それはあくまでも仮説。一度なくなった毛根が復活したという人もいますから」

 死んだと思っていた毛根でも、実は仮死状態になっているだけ。あるいは弱っていて不活性化していることもあるという。未来は明るいのだ。

 実はこの鍼灸院では何年も前から、デモンストレーション的に実証を重ねるべく、実際の悩める患者を使って効果を確認してきた。その「ビフォー→アフター」を記録した写真を見せてもらうと、多くの人が開始からわずか2カ月余りで、はっきりとした「改善」を見せていた。そのスピード感をもってすれば、

「じゃばらレベルの薄毛であれば、50歳だったら週1回の通院で5カ月。週2回なら2カ月半。40歳なら週1回4カ月で終了できると思います」(大明氏)

 これまで、数多の育毛剤や食品、サプリメント類、水などを試してきたが、実は「生える環境作り」が根本であり、急務だったのだ。

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