「修斗のカリスマ」は冷静に状況を読みながら終息を待っている (1/7ページ)

日刊大衆

佐藤ルミナ(左) 現役時代は “月狼”と呼ばれたことも
佐藤ルミナ(左) 現役時代は “月狼”と呼ばれたことも

バナー題字・イラスト/寺田克也

現役時代は「修斗のカリスマ」と呼ばれ、専門誌だけではなく、多くの雑誌の表紙を飾るなど、競技の人気をけん引した佐藤ルミナ。2014年に現役を退いてからは、自らが代表を務めるジムの経営にとどまらず、アマチュアを含めた修斗の普及に尽力している。新型コロナウィルスの感染がようやく落ち着きを見せ始めた今、近い将来に向けての気持ちを聞いた。

「今日はちょっと前まで会員向けのライブ配信をやっていました。インターネットによるオンラインクラス。でも、この昼間クラスの参加者はゼロでした。でも途中から誰か入ってくる可能性があるので、ずっと画面の前で待っていなければいけなかった。なかなかシュールな時間でしたね(微笑)」

 4月7日以来、佐藤ルミナは小田原駅前に構える修斗、柔術、総合格闘技の3つを軸にした格闘技ジム「roots」(ルーツ)を休館にしている。その姿勢は5月7日、非常事態宣言が延長されても変わることはなかった。

「基本的に僕は石橋を叩いて渡るタイプ。だから普通のジム経営者より安全寄りの立場にいる感じがします」

 クラスは冒頭に記しているようなオンラインのみ。あとは会員限定の動画配信を行っている。

「オンラインレッスンを行うため、ずっと誰もいないジムにいます。それでなくてもウチは広いので、余計に寂しい」

↓オンラインレッスンの様子

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