「上司にしたい戦国武将ランキング」徳川家康、織田信長、武田信玄の通信簿 (1/2ページ)

Asagei Biz

徳川家康
徳川家康

「上司にしたい戦国武将ランキング」を決定するにあたって、全国の20代から60代までの男女各1000人、合計2000人に対してアンケートを実施。「上司力」「尊敬度」「統率力」の3項目の総計を「総合力」として評価したところ、1位は徳川家康、2位は織田信長、3位は武田信玄という結果になった。

 この上位3人プラスアルファについて、「週刊アサヒ芸能」の歴史顧問とも言える「真説!日本史傑物伝」連載中の歴史家・河合敦氏に通信簿をつけてもらおう。

■徳川家康<上司力:100点 尊敬度:90点 統率力:80点 忍耐力:200点>

 三方ヶ原(みかたがはら)の戦いで信玄に惨敗して城に逃げ帰った時には、実は旗本も全員逃げて、いち早く城に戻った部下が「殿は死んだ」とか、「殿が恐怖で脱糞した」という噂を流したり、とんでもない部下ばかり。しかし、それらを全て許して、失敗を責めない点で、家康の上司力は100点。「徳川家康に忠義を尽くして重用されたい」(長崎県・47歳・男性)という人がいるのもうなずける。

 家康が格別に優れていたのは「忍耐力」。信長、光秀、秀吉らが死ぬまでじっと耐えてきたガマン強さはずば抜けている。

■織田信長<上司力:50点 尊敬度:100点 統率力:95点 残酷度:300点>

 先を読む先見性・革新度はピカイチなので尊敬度100点。ただ、ダメな者はすぐに見限る。これほど恐ろしい上司もいないので、上司力は50点。信長は自分の留守中にこっそり安土城を抜け出して遊びに行った侍女たち全員を殺害したり、自分の叔母を逆さ磔、裏切った兵隊を小屋の中に詰め込んで焼死させたりと、残酷度は300点に。

 部下の柴田勝家、羽柴秀吉、明智光秀、滝川一益らを北陸、中国、畿内、関東に配置して競わせ、領地を拡大した統率力は群を抜いているので95点だろう。

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