フランスで初めてコロナに感染した猫が無事回復 (2/3ページ)
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・パビーユもコロナに感染、検査で陽性に
パピーユの体調に変化にいち早く気付いたのは、フローレンスさんだった。
食欲不振になったパピーユは、いつものように餌を食べなくなり、軽い咳をするようになった。
吐く行為も見られるようになると、ブライアンさんとフローレンスさんは「まさかコロナじゃないよね?」と心配するようになった。
数日間は様子を見守っていた一家だったが、パピーユの体調は思わしくない。4月13日、パピーユは立ち上がる気力も失い、名前を呼ばれても反応を見せなくなってしまった。その「まさか」を確認するため、ブライアンさんは、パピーユを当番医のもとへ連れて行った。
その後、パリ南東にあるアルフォード国立獣医学校で検査をしてもらったパピーユは、新型コロナウイルスに感染していることがわかった。
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・コロナを克服し、完全回復したパピーユ
フランスで初めて、人間からコロナウイルスに感染した猫となったパピーユは、必然的に注目を集めてしまうこととなった。その為、ブライアンさんのもとには、見知らぬ人からの嫌がらせや誹謗中傷が相次いだという。
心無い言葉に傷ついたブライアンさんだが、パピーユがコロナウイルスを克服し、今はすっかり元気になったという事実が何よりも尊く一番大事なことなので、気にしないようにしているという。