ビートたけしの名言集「抜群のタイミングで放つ『時事ネタボケ』」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

ビートたけしの名言集「抜群のタイミングで放つ『時事ネタボケ』」

「おっ、何だ? ゾマホンからだ」

 つい先日、都内某所で殿と雑談をしていると、不意に殿のiPhoneが鳴り、ディスプレイを確認した殿は、冒頭の言葉を漏らしながらスピーカーに切り替え、付き人であるゾマホンの電話に出たのです。

 で、殿は1年程前から、ゾマホンと交わす会話は語学勉強のため、原則全て英語でしかしないと決めています。

 ちなみに、ゾマホンは英語のほかに、フランス語、中国語、日本語、そして母国のベナン語と、5カ国語をしゃべることができるのですが、そんなゾマホンに殿は「オイラの英語の専属教師」として、毎月給料を払っています。

 この日の会話も、電話をかけてきたゾマホンが、まずは何やら英語で殿にあいさつをするところから始まったのですが、殿はゾマホンのあいさつが終わるとすぐさま「アーユー、ボビー・オロゴン?」と、この電話の前日に「妻を殴って逮捕!」の一報が流れたタレントの名を口にし、ボケたのです。

 聞かれたゾマホンは、かなり慌てた様子で「ノノノノーノーノー! わわわわたくしは、ボビー・オロゴンではなく、ゾゾゾゾマホンです」と、英語で大真面目に返していました。

 そんな殿の電話口でのボケを聞いていたわたくしは、改めて〈抜群のタイミングで放つ、殿の時事ネタボケは、本当に痛快である〉と、うれしくなってしまったのです。今のテレビではもう絶対にできませんが、かつて殿はよく、

「どうも、川俣軍司です」

「どうも、一柳展也です」

 と、その当時世間を騒がせ逮捕された人物の名を誰よりも早く口にする“名前ボケ”を、テレビの中で好んで多用していました(名前を出した2人が何をしたかは各自検索してください)。

 で、殿がその時々で放つそれらの時事ネタボケは、しつこいようですが、とにかく聞いていて気持ちがよく、「待ってました!」とテンションが上がります。

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