天才テリー伊藤対談「秋元才加」(2)秋元さんに直談判でアイドル卒業!? (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「秋元才加」(2)秋元さんに直談判でアイドル卒業!?

テリー AKB48に入ったのはいくつの時だっけ?

秋元 17歳の時、2期生でした。最初の頃は本当に秋葉原の劇場に、お客さんが半分も入らなかったんですよ。野呂佳代ちゃんなんかステージに出た瞬間に「おい、力士!」とかヤジられて、「ヤジ・罵声禁止」なんて紙が貼られるような時代でした(笑)。

テリー ハハハ、意外に苦労の時代が長かったから。

秋元 はい。当時は「アキバ48でしょう?」「あ、秋元(康)さんのところのね」みたいな言い方もされたり、あまり好意的ではない扱いをされたこともありましたし。

テリー 秋葉原の劇場にお客さんが半分しか入らない時代から、武道館や東京ドームを満杯にしていく過程をずっと見ていたわけだよね。それは秋元さんにどう見えていたの。というのは俺、秋元さんって本当に普通の女の子の感覚を持っている子だと思っているからなんだけど。

秋元 えっ、そう言ってもらえるの、すごくうれしいです。でも、私はグループのど真ん中にいたわけでもないんですよ。自分で言うのも何なんですが、絶妙な位置にいて。選抜メンバーだったんですが、端っこだったし、紅白歌合戦に出させていただいた時も「自分が頑張ったから出られた」という感覚はなかったです。もちろん、こんなチャンスはないから「メチャメチャ目立ちたい!」「爪痕残したい!」とは思っていましたけれど。

テリー なるほど、そんな感じだったんだね。

秋元 でも、たぶん私を含めて初期メンバーの中には、アイドルになりたくてAKB48に入った子って、ほぼいないと思うんです。秋元さんも「AKB48を登竜門にして、自分の夢をかなえろ」とおっしゃっていましたけど、その方法を学ぶための場所だったと思うんです。

テリー 予備校みたいなものだ。

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