ビートたけしの名言集「たけしの“経済浮世離れ発言”シリーズ!」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

ビートたけしの名言集「たけしの“経済浮世離れ発言”シリーズ!」

「お前は、2000万くらいは貯金あるのか?」

 1年程前、番組打ち合わせを終え、殿、番組スタッフら数名と食事をしながら、「いったい、老後はいくらあれば安心して過ごせるのか?」といった雑談を交わしていると、殿はかなり唐突に、末席に座っていたわたくしに向け、冒頭の質問を投げかけてきたのです。

 もちろん咄嗟に、「2000万なんてそんな大金持ってませんよ。殿、よっぽどの勝ち組とかじゃない限り、なかなか普通の人は2000万なんて貯金ありませんよ」と、実に真っ当な経済観念をお伝えすると、「そうか~」と、殿は腑に落ちない感じで、気の抜けた返事を返したのです。

 浮き沈みの恐ろしく激しい芸能の世界で40年近くにわたり毎年、当たり前のように“かつて例のない圧倒的高額納税者”として仕事をこなしてきた、ある意味、浮世離れした殿からすれば、2000万円という数字はもしかしたら、それほど大きな数字に感じないのではないのでしょうか? 実際、〈ビートたけしって、今までいったいいかほど稼いできたのだろうか?〉と、下品なのを承知で、ついつい師匠の生涯労働賃金について、改めて思いを馳せてしまいます。

 で、殿の“経済浮世離れ発言”といえば、他にもあります。

 10年程前、日本のプロ野球選手のメジャー移籍が決まり、かなりの大型契約を勝ち取ったニュースをみんなで見ていた時、殿はポツリと、

「これで大型なら、俺ももう随分長いこと、結構な大型契約だけどな」

 と、冗談半分、本気半分といった感じでサラリと漏らしたのです。

 確かに、野球選手が現役で稼げる年数はざっと15年程。それに比べて殿は、すでに2.5倍以上現役で稼ぎ続け、それは今も思いっきり絶賛継続中なわけです。しつこいようですが、本当に〈ビートたけしって、いったいいくら稼ぐのよ!〉です。はい。

 最後に、殿の経済浮世離れ発言シリーズ(勝手にシリーズとさせていただきました)で、もっとも印象深い発言といえば、かつて浅草キッドのおふたりに「パソコンを買ってきてくれ」といった意味を伝えようとして言い放った「おい、インターネット買ってこい!」に尽きます。

「ビートたけしの名言集「たけしの“経済浮世離れ発言”シリーズ!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、ビートたけしの名言集お笑いKGBアル北郷貯金ビートたけしエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る