内村『イッテQ』窮地!個人視聴率で『ポツンと』超えも頭打ちのワケ!! (4/4ページ)

日刊大衆

 これにネットでは「よしこのヤラセ感すごいわ」「何を泣いてるんだ。さっき一度飛び込んだじゃないか。絶対演技だ」といった声が上がってしまった。

「現在は日本国内でのロケがメインとなっていますが、番組タイトルに“世界の果てまで”と入っているように、世界各国でレギュラーメンバーが体を張る、というのが『イッテQ』の醍醐味であり、メインコンテンツです。ところが、しばらくは海外ロケを行うのは厳しい状況にありますよね。

 海外だと、ロケの場所だけでも見たことがない目新しさがあるんですが、先日の放送も国内でのロケ。国内だと“ああ、あそこね”といった具合の反応で、視聴者を惹きつけることが難しい。

 実際によしこの一件が、演出なのかどうかは定かではありませんが、目新しさがないため、演出でなんとか見どころを作ったという構成だったのかもしれませんね」(前出の民放キー局ディレクター)

■『ポツンと』はロケも少人数

 ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドなど、いくつかの国が日本からのビジネス往来を再開。また、7月1日からEUも日本からの渡航受け入れをスタートさせた。

「ただ、東京都では連日新規感染者数が200人を超え。さらなる感染拡大となると、再び日本からの渡航を禁止する国も出てくる可能性もあります。しばらく海外に行くことができないのであれば、当然、番組はつまらなくなり、日テレが掲げる“コア層”の視聴者もどんどん番組から離れていく可能性も出てきます。

 一方の『ポツンと』も新型コロナウイルスの影響は少なからず受けています。実は、3月には民放局の番組スタッフがロケで地方を訪れた際に、現地の人から“東京からコロナをばら撒きに来たのか!”と言われてしまったこともあったそうです。『ポツンと』でも、人がほとんど住んでいない田舎でのロケが難航することもあったはず。

 ただ、『ポツンと』は、ディレクター、カメラマン、音声というふうに、スタッフ3人で取材が可能なんです。しかもロケの現場は人里離れた場所。密にならないように撮影することができるため、3月や4月のように感染者が爆発的に増えない限りは番組制作を継続することが可能でしょう。

 ところが『イッテQ』は海外ロケということで、タレントに加え、通訳やコーディネーターも必要となってくるため、大人数の“取材クルー”を組んで動くことになりますから、必然的に密になる。海外への渡航が解禁されたとしても今までのようなロケはできない可能性もあるんです。加えて番組の主力だった手越も降板しましたから、パワーダウン感は否めませんよね……」(前同)

 個人視聴率では絶好調の『イッテQ』だが、番組のピンチはまだまだ続きそうだ……。

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