注目度S級牝馬がベールを脱ぐも、トレデマンドに暗雲!?【POG の王道新馬予想】 (1/2ページ)
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予想
今週の新馬戦にも注目馬が多数出走する。スター候補性は誕生するのか。
まず注目は土曜新潟5R(芝1800メートル)。
1番人気が濃厚なのは、ディープインパクト産駒のトレデマンド(父ディープインパクト、母コンドコマンド)。アルジャンナの全妹ということで注目されていたが、育成したノーザンファーム空港での評価も1、2を争うものだった。
POG取材時の鈴木俊昭厩舎長は、「ディープの牝馬でこれだけボリュームがあって良い馬はなかなかいない。期待していてください」と自信のコメントをしていた。
ということは走って当然……かと思いきや栗東のトラックマンから衝撃のコメントが飛び出した。
「トレデマンドは走らないと思いますよ。調教は全然動いていませんし、全然良くなって来ないんですよね。トラックマンの間では、“本当に評判が良かったの?”と疑いの声も挙がっています。バッサリ切ってもいいですよ」
POGでもかなり人気だったが、まだ成長が追いついていないのだろうか。
同レースに出走するもう1頭のディープインパクト産駒であるペドラフォルカ(母サトノジョリー)についても、評価は厳しい。
「体が細くて華奢なんです。良くなるのはまだ先だと思います。角居調教師の評価もあまり高くないですね」(前出のトラックマン)
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ディープインパクト産駒を軽視となれば、狙いはどの馬か。
「まずはダノンバジリア(母レキシールー)。Frankel産駒らしく基礎体力の高さを感じさせますし、1800メートルはこなしそう。あとは、ロードカナロア産駒のアドマイヤハダル(母スウェアトウショウ)も動きは水準に達していますし、調整も順調。大久保調教師も“走るでしょう”と話していました」(前出のトラックマン)
もう1頭は人気薄から。
「面白いのはノヴェリスト産駒のスターロード(母ブロンドヒロイン)。