恐怖のお中元まで!?列島に渦巻く「コロナ差別」のアンビリ体験 (1/2ページ)

アサジョ

恐怖のお中元まで!?列島に渦巻く「コロナ差別」のアンビリ体験

「給湯器の修理依頼があって自宅に呼び出されたんです。支店から奥多摩のほうまで車で1時間以上かけて訪ねたんですが、玄関先で依頼者にいきなりスプレー状の消毒用アルコールを吹きかけられたんです。シャツやマスクはアルコールでびしょびしょ、顔にもかかって戸惑っていると『コロナが移ったら大変だから』とひと言。それでもお客さまに文句は言えませんから作業はしました。終了後は私が触った場所は全部アルコールで拭き取るように言われ、トイレをお借りしたいとお願いしても断られました。でも、それなら出張費と工賃はもらえるのでまだマシなほう。現場に向かっている途中に『やっぱりコロナが怖いから』とドタキャンされることも少なくないんです」

 都内にあるガス器具販売会社の従業員の嘆きだ。感染対策には万全を期しているというが、ここに限らず営業マンのツラい体験は日常茶飯事だという。

 感染が拡大するにつれ、日本中で「コロナ過敏症」ともいえる行き過ぎた行動、感染した人に対する差別の報告が後を絶たない。ゼロだった岩手県で感染者が出ると、その人の勤める会社に誹謗中傷の電話が殺到。愛媛県今治市では感染者の身元を特定して写真付きのビラが配られるなど、もはや魔女狩り状態。日本中でコロナ絡みの不穏な事例が日々更新されている。

「透析している父親の見舞いに都内からT県の病院に行きました。事前に電話で確認していたのに待合室で2時間近く待たされ、いろんな書類を書かされ、私のほうをチラチラ見ながらひそひそ話す看護師さんもいて、帰り際には退院のときはできれば来ないでほしいと念押しされました」(40代女性)

「大阪から出張でF県に行ってスーパーで昼飯を買っている間に車のナンバープレートを傷だらけにされていました。おもわず『えっ!?』と固まりましたが、駐車場に入ったときにナンバーをじろじろ見ていく人が何人もいたので…確かに大阪も感染者が増えたけど、かなりゾッとしました」(30代男性)

「神奈川県住みですが、一人っ子なのでK県の実家に帰省する予定でした。

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