金子恵美「総理になってから言って」発言を謝罪、「ラサールに構うな」の声も

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金子恵美「総理になってから言って」発言を謝罪、「ラサールに構うな」の声も

 元衆院議員の金子恵美が9月1日放送の「バイキング」(フジテレビ系)に出演し、タレントのラサール石井と繰り広げた舌戦について、「表現の拙さ」があったと反省した。

 ラサールは先月28日に健康上の理由で総理の座を辞することを表明した安倍晋三首相について、自身のSNS上で「望んでいたことだが、全く喜びも感慨もない」とツイート。また、会見での安倍首相の様子には「何とも言えぬ脱力感。記者会見はヌルく、まるで番記者と総理のお別れ会のよう。3年B組金八先生か」などと揶揄していた。

 これに対し、8月30日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演した金子は「全くもって政治家をやったことのないコメンテーターのコメント」だとラサールをバッサリ。続けて、「選挙に出て、国家のために命を尽くそうと思った人間であったなら、健康を理由に辞めることがどんなにつらくて、悔しいことか。選挙に出て、総理になってから言ってもらいたい」と随所で声を震わせながら反論した。

 すると1日放送の「バイキング」ではMC坂上忍から「金子さん、この件でラサールさんと色々やってるみたいですけど」と振られ、金子は苦笑。「私の表現の拙さで申し訳ありませんでしたけど、言いたいことは別に、政治家だけじゃなくて、みなさんも政治の発言をしていただきたいんですけど、お疲れ様というか、病気を気遣っていただけたら良かったなぁって」と釈明し、「すみません」と謝罪している。

「ラサールの安倍批判は今に始まったことではなく、もはや完全なるポジショントークにもなりつつありますが、今回の金子の発言で問題視されたのは、やや感情的になって発した『政治家をやったことのないコメンテーターのコメント』や『総理になってから言って』の部分。これは解釈によっては、政治家や総理経験者しか政治への物言いを許さないといったふうにも捉えられ、国民主権を蔑ろにするものだという反発も出ています。自身も“安倍チルドレン”の一人として名を上げ、安倍政権に尽くしてきたキャリアがあるため、様々な感情が込み上げてきたのでしょうが、本人の指摘する通り、表現に拙さがあったことは否めませんね」(週刊誌記者)

 ただ、世間からは「正直、ラサール石井には構わない方が良いと思う」「いつもは炎上コメントはしない金子さんだから、まぁ勢い余っての失言ってことで良いんじゃない?」「金子さんの言いたいことは分かる」などの温かい声援も届いている。

 表現の誤りを即座に認め、素直に謝罪したことが功を奏したようだ。

(木村慎吾)

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