稲垣吾郎、香取慎吾も絶賛!草なぎ剛「母性映画」で見せた圧巻“目の演技”
9月25日に公開される、草なぎ剛(46)主演の映画『ミッドナイトスワン』。
7月9日に公式インスタグラムが、草なぎ演じる主人公の写真を公開した時点で、草なぎの切なさ、演技の幅広さなどなどに対する多くの反響が寄せられていたが、ファンだけでなく芸能界からも多大な注目が集まっている。
↓『新しい地図』公式YouTubeチャンネルより
『ミッドナイトスワン』で草なぎが演じるのは、新宿のニューハーフショークラブ『スイートピー』のステージでで働くトランスジェンダーの凪沙(なぎさ)。
公式サイトでは、
「トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱える凪沙は、母に捨てられた少女と出会い、母性に目覚めていく。「母になりたかった」人間が紡ぐ切なく衝撃のラブストーリー。」
と紹介されていて、公開に先立つ試写会に参加した芸能人たちは主にツイッターで、草なぎの演技やストーリーを絶賛していた。
■草なぎの母性に胸を打たれる声も
「草なぎの“母性”に圧倒された人も多い。キャイ~ン・天野ひろゆき(50)は、“たぶん、男性で初めて主演女優賞を獲ると思う。それぐらい凄かったよ”、女優の柳ゆり菜(26)は、“邦画の底力を目撃し、震えました。草なぎ剛さんの性別を超えた母性に、母になるとはどういう事なのか、本当の意味を教えてもらった気がします。もう心に刺さりすぎてこれ以上言葉にできない。。素晴らしい。早く全世界の人々に観てもらいたい”と、それぞれコメントしています」(映画ライター=以下同)
19年の『全裸監督』(Netflix)でメインヒロインとして活躍した女優・森田望智(23)は、
《草なぎ剛さんが圧倒的すぎて、もう言葉も出ないほどの脱帽です。物語の中の人たちは、みんな本当にこの世界のどこかで生きてるとしか思えない。それってフィクションのはずなのに。間違いなく全てが本物だということ。私もこういう作品に生きれる人になりたい。皆様、是非》
としている。
■香取と稲垣も、草なぎについて熱く語る
盟友である『新しい地図』の香取慎吾(43)と稲垣吾郎(46)も、『ミッドナイトスワン』と草なぎについて、熱のこもったコメントをしている。
香取はツイッターで、
《映画ミッドナイトスワンを観た。強く、強く生きなければと上を向かせてくれた。なのに、弱い僕だからか、涙を止めることができなかった。映画の中に僕の知っている草なぎ剛はいなかった》《主演・草なぎ剛に魅了された僕は初めて、もう芝居をするのはやめようと思った。やめないけど、やめようと思った。それほど打ちのめされました》
と投稿。9月6日放送の『7.2新しい別の窓』(ABEMA)でも、
「皆さんには映画なので、やっぱり何回も観て欲しいけれど、僕はもう観られない。申し訳ないけれど、僕は一生観ないと思います。色んなものが重すぎて、ストーリーもそうだし、出演者の皆さんの演技にも打ちのめされすぎて……。ずっと泣いていたもん」
と、さらに情熱的に語り、稲垣に「(映画に)そこまでの感想言ったことないよね」と驚かれていた。
『新しい別の窓』のトークコーナー『インテリゴロウ』では、稲垣が内田英治監督と対談。
「『インテリゴロウ』で内田監督は草なぎの演技について“目の芝居が素晴らしい”と評して、詳細は伏せますが凪沙がバレエを見る場面の草なぎの演技に魅了されて、当初はそこまでカメラが寄るシーンではなかったのを、カメラマンが引き寄せられてしまったという裏話をしていました。稲垣は草なぎに“何十年も一緒にいて、見たことのない顔だった”と話していました」
内田監督は草なぎの演技を、感情を返せる「受けの演技」だと評し、稲垣は役者としてある意味「究極」だと絶賛していた。
■共演者からも絶賛の声
「草なぎの“娘”になる一果を演じる新人女優・服部樹咲(13)や、わきを固める水川あさみ(37)、田口トモロヲ(62)、真飛聖(43)といった数多くの実力派俳優の演技にも、注目です。
ちなみに服部はこれが初演技ですが、出演者コメントによると、“昔からバレエの舞台で人前に立つのは慣れていた”“現場は、そこまで緊張せず、すっと一果の役に入ることが出来ました”と語っています。予告の時点でいい演技を見せていますから、服部にも注目ですね」
共演者からはそれぞれ草なぎについて、
「待ち時間から驚くほど凪沙という役に入られていて、大変刺激を受けました」(服部)
「現場に入ると、凪沙の溢れる母性と抜群の存在感にグっと心を持ってかれそうになりました」(水川)
「草なぎさんとは、初めての共演ですが、現場に入った時には既に凪沙になられていて、とても集中されていたのが印象的です」(田口)
「昔から草なぎさんのお芝居が好きで、想像するだけで切ないその物語に、自分が実花として存在できるのが、幸せな時間になるだろうと思いました」(真飛)
と、それぞれコメントを寄せていた。草なぎ本人も、『週刊文春WOMAN』(文藝春秋)のインタビューで、
「凪沙という役は、僕にとって、自分の人生を踏まえてこそ、いちばん力を発揮できる役かもしれない」
と語っている。
すでに演技派俳優として名高いが、今回の『ミッドナイトスワン』でさらに新境地を開拓した草なぎ剛。内田監督の話す「目の芝居」で、さらなる高みに到達したようだ。
#映画「#ミッドナイトスワン」#9月25日公開!
— 映画『ミッドナイトスワン』【公式】 (@M_Swan_Film0925) August 28, 2020
9月10日(木)18:00~「#ひと足お先に見せます上映」が決定いたしました~? (#TOHOシネマズ 64館)
当日の来場者には、この日限定配布の「#ミッドナイトスワン」#オリジナルうちわ のプレゼントも?✨#草彅剛 主演#ミッドナイトスワンを広げよう pic.twitter.com/vmONz45rbe