「妖怪」と「幽霊」の違いって知ってる?それぞれの違い、定義を解説 (1/3ページ)

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「妖怪」と「幽霊」の違いって知ってる?それぞれの違い、定義を解説

妖怪アマビエの流行により、妖怪が再びブームとなりつつあります。しかし、この「妖怪」とは、いったいどのようなものを指すのでしょうか。

「妖怪」に近い言葉に「幽霊」「化け物」などが存在します。民俗学者の柳田國男は「幽霊は決まった場所で決まった人に現れる」「妖怪は決まった場所で不特定多数に現れる」という定義づけを行いました。

しかし、幽霊でも不特定多数に現れるようなものがいることや、決まった場所以外に現れる妖怪もいるため、現在ではこの定義はやや懐疑的に捉えられています。

では、現代ではどのような解釈が一般的なのでしょうか。それぞれの違いを見ていきましょう。

「妖怪」~人間が「あやしい」と思う現象や存在のこと 『百鬼夜行絵巻』 作者不詳(室町時代)

『百鬼夜行絵巻』 作者不詳(室町時代)

妖怪は、「あやし」「あやし」という言葉が連なってできた単語です。妖怪という単語そのものは1世紀の中国の書物で確認されており、日本でも古来より使われていました。しかし、当時は妖怪と書いて「ばけもの」と呼ぶのが一般的だったようです。

妖怪には「鬼火」や「家鳴り」などの【現象としての妖怪】、「鬼」や「天狗」などの【存在としての妖怪】、「豆腐小僧」などの【キャラクターとしての妖怪】に大きく分けられます。

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