サンマ&アジ不漁も乗り越える!「イワシで健康」絶品レシピ (1/2ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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 見た目は小さくてもおいしくて安い栄養満点の大衆魚――。日本の食卓から消えた秋味の王様に取って代わる日到来!

 秋の味覚の代表選手であるサンマが昨年に引き続き、今年も大不漁だという。スーパーの鮮魚コーナーのスタッフがため息を漏らす。「平年なら、1尾100円で特売するようなサイズが、350円前後で店頭に並べざるをえない状況です」

 しかも、大衆魚の王様といわれるアジも40年ぶりの大不漁で、高騰が続いている。弱り目にたたり目とはこのことだ。この食欲の秋に、我々が食べる魚は残されているのか。「豊漁が続いているイワシは、いかがでしょうか。味のほうは、サンマより脂のうま味がサッパリしているのが特徴。栄養分もタンパク質、ビタミン、ミネラルがサンマ以上に豊富で、血液をサラサラにして動脈硬化や認知症を予防する不飽和脂肪酸、いわゆるフィッシュオイルも、しっかりとれます」(グルメ誌ライター)

 しかし、いざ食べるとなると、料理方法やバリエーションが思いつかない。「そんなに難しく考えなくても大丈夫です。たとえば、イワシ1尾をたたいて、小ねぎ、しょうゆ、ショウガチューブをちょっと混ぜてお皿に盛り、山椒の粉をかけたら、『イワシのなめろう』のできあがりです」

 こう話すのは、管理栄養士のShocuicuco氏だ。これは簡単! 晩酌にピッタリのおつまみになりそうだ。お酒のアテなら、ピリッとうま辛の『イワシの韓国風おろし煮』もオススメ。「ポイントは大根です。体の免疫力を上げるのにとても大切な胃腸の働きを整える、消化酵素ジアスターゼが豊富です。さらに体内のサビを取るビタミントリオ、ビタミンA、C、Eが豊富で、イワシの栄養との相乗効果が期待できます」(前同)

 ビタミンA、C、Eは、その文字からビタミン界の“エース”と呼ばれるほど、高い効能で知られている。「大根はおろしではなく、厚さ1センチ程度のいちょう切りに。米のとぎ汁で下ゆでしてから、煮汁に入れて一緒に煮て、アサツキをかけて召し上がるのもいいでしょう」(同)

 また、イワシに含まれるアミノ酸は、疲労回復や、下半身を含めた体全体の持久力アップに効果大だ。

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